非線形超音波フェーズドアレイの効果的キャリブレーションに関する論文がJJAPに掲載

  • 閉じたき裂の映像法である非線形超音波フェーズドアレイの中でも、複数の非線形成分を一度に計測可能な基本波振幅差分法FAD(fundamental wave amplitude difference)において、装置によっては強いアーティファクトが発生することがあり、超音波フェーズドアレイで権威のある英国ブリストル大学のグループにより提案されたキャリブレーション法も不完全でした。
  • 本論文では、素子数・周波数依存のキャリブレーション法を提案し、効果的にアーティファクトを除去し、閉じたき裂を選択的に映像化することに成功しました。本アプローチは様々な超音波フェーズドアレイ装置に応用できるため、今後の非線形超音波フェーズドアレイの社会実装の基盤技術となることが期待されます。
  • T. Yoshikawa, Y. Ohara, Y. Yashiro, A. Nagakubo
    “Fundamental wave amplitude difference (FAD) with element- and frequency-dependent scaling factors for high-selectivity imaging of closed cracks”
    Japanese Journal of Applied Physics (2026)
    https://doi.org/10.35848/1347-4065/ae45b2
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